急に暑くなり夏本番!って感じですね。キンキンに冷えたビールが美味しくなります。
ですが、今回はダイエットの大敵になり得るお酒について記事を書きます。お酒に関しても正しく付き合っていきましょう。
まず、お酒には『アルコール』が入っています。日本では液体に対し1%以上のアルコールが入っていると『お酒』と呼び、アルコールの中でも飲めるのはエチルアルコールと言います。ちなみに理科の実験などに使っていたのはメチルアルコールと言います。(これは飲めません。)
アルコールの作用は胃や肝臓の消化器系、脳や血液、神経系まで様々な影響を与えます。
その中でもボディメイクをする上でデメリットになるところを今回は触れていきます。
①アルコールには食欲増進作用がある
お酒だけでもイケるって方は沢山いらっしゃると思いますが、お酒を飲むとおつまみが欲しくなりますよね?これはビールなどに含まれるホップ成分や、サワーやハイボール等にも含まれる炭酸ガス成分を摂取すると胃の中で『ガストリン』と呼ばれるホルモンが分泌されます。ガストリンが分泌されると胃酸が多くなるので食欲を増進させると言われています。
また満腹中枢もアルコールによって麻痺することがあるので満腹でもおつまみやご飯を食べれてしまうのがアルコールの怖い所です。
②テストステロン値(男性ホルモン)を下げる事も
テストステロンとは筋肉増大や骨格形成、やる気の向上などに密接に関わっているホルモンのことで男性ホルモンと聞いたらテストステロンが一番有名だったりしますが、女性にも存在するホルモンです。この値が減少すると筋肉がつきにくかったりエネルギーが出てこなかったり等の問題が起きます。
大量に飲酒をするとこのテストステロン値のレベルは低くなるとされています。
ですが、毎日1缶などの適量なお酒であればそこまで影響されないので大量にお酒を飲む方だけ気にしてみてください。(ロングのビール缶3本ほど毎日飲んでいたら低くなると言われたりもします。個人差はあるでしょう。)
③コルチゾールを分泌させる
先ほどはホルモンを減少させる話でしたが、アルコールによって『コルチゾール』というホルモンは増大させると言われています。このコルチゾールというホルモンは別名『ストレスホルモン』とも呼ばれていて分泌し過ぎると身体に悪影響を及ぼします。
中でもやっかいなのがコルチゾールは筋肉分解を促進させる作用がある点です。
アルコールを摂取しすぎるとテストステロンが下がって筋肉は付きにくく、コルチゾールが分泌され筋肉を分解しやすくしてしまうという事です。
なので私も正直お酒は大好きですが飲むときはとてもビビってます(笑)
周りのトレーニング好きな仲間たちもこういった影響でお酒を控えている人も沢山います。
こんなに脅してしまうとお酒は『悪』だと思ってしまうかもしれません。
ですがお酒は適度に楽しむことによってそれ自体がストレス発散だったり、飲み会で普段とは違う面をお互いに見せ合い人間関係を円滑にすることもあります。
私だってお酒を我慢する事の方がストレスホルモンである『コルチゾール』を出してしまいそうです(笑)
よくお酒の適量は純アルコール換算で約20gと言われます。(日本酒1合、ビール500ml相当)
もちろん、体格の大きさにもよるので一概には言えませんが、この位の量であればそこまで神経質になる必要はありません。
休肝日を作りながら、お酒を適度に楽しみ、理想の体を手に入れたいですね。
高梁市初のパーソナルジム
NimaGym 代表 二摩 将司
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