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糖質制限の落とし穴 その①

執筆者の写真: 二摩 将司二摩 将司

こんにちはトレーナーの二摩です。

お盆前最後の更新となりますがよろしくお願いいたします。

前回でもお知らせしましたが8月14日(土)~8月17日(火)までお休みをいただきます。


さて今回のテーマは『糖質制限』

皆さんも一回は聞いたことがあるのではないでしょうか?

その名の通り、普段の食事からお米などの糖質を控え、主にダイエットをスムーズに進める目的で行ったりします。ですがこの糖質制限の落とし穴を知っているかどうかでダイエットが成功するかどうか左右すると言っても過言ではありません。


まず、何故糖質制限をしたらダイエットになるのかひも解いていきましょう。


糖質、言い換えれば炭水化物のことで日本人は主食としてパンや麺、お米等で摂取する機会が多いと思います。1gあたり4kcalのエネルギーを持っており体を動かすときのエネルギーになる他、脳を働かせる唯一のエネルギーとなります。(厳密に言うとケトン体などもあるので唯一ではないのですが今回は割愛させていただきます。)


体内で消費しきれなかった糖質は脂肪へと変わり、消費より摂取が上回り続けると肥満に近づいていきます。


また糖質は血糖値を上げる作用があり、血糖値が上がると『インスリン』というホルモンを体から分泌します。インスリンが分泌されると糖質の吸収率が向上し、脂肪を作りやすくなってしまいます。なので糖質を控えめにすることで血糖値の上昇も抑えられ、ダイエットに向いている事から『糖質制限』がここまで流行っているのだと思います。

一見すると糖質制限はダイエットの理にかなっており、正しく思いますし、実際糖質制限も有用なダイエット法です。ですが、過度な糖質制限はリバウンドの原因になったり、ダイエットが停滞してしまう危険があります。


何故過度な糖質制限は危険なのか?代表的な3つの落とし穴をあげていきます。


①体重が減ったし減量成功!と思いきや、そのほとんどは水分!?


糖質(炭水化物)を摂らなくすると急激に体重が落ちたりします。1週間もすれば5㎏程体重が落ちる事なんて珍しくありません。この効果は凄まじいと感じ、ダイエットには糖質制限が一番!となる気持ちはとても分かります。


ですが、その減った体重の一体何%が脂肪なのでしょうか?脂肪1㎏落とすには約7200kcalが必要と言われています。7200kcalを消費するには体重60㎏の人がウォーキングを毎日1時間を約1ヵ月行わないといけない位の量です。


また、フルマラソンの完走が約2100kcalの消費(もちろん個人差は大きくあります)と言われたりしますから、脂肪1㎏燃焼させるには3回半ほどフルマラソンしなければなりません。


そんな脂肪が1週間で5㎏落ちる事はほぼあり得えません。

では何がそんなに落ちているのか?それは『水分』です。


炭水化物は体内で水分と結合しやすく、炭水化物1gあたり、3gの水分と結合すると言われています。なので炭水化物を摂らないようにすると、結合する水分も体内から無くなるため体重が急激に落ちます。これが糖質制限ダイエットで短期間に一気に体重がストンと落ちる仕組みです。


これはもちろん、炭水化物をまた新たに摂るようになったら水分量は増えるわけですから体重が増えます。これをリバウンドと勘違いする事もありますが、ただ単に水分量が戻っただけなのであまり一喜一憂する必要はありません。


残りの2つが気になってきたところで今回はここまでです(笑)

またお盆明けにお会いしましょう!ではまた。


高梁市初のパーソナルジム

NimaGym 代表 二摩 将司

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