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今更聞けない基礎的栄養学~ビタミン編パート②~

執筆者の写真: 二摩 将司二摩 将司

更新日:2022年9月8日


また新型コロナが流行りだし体調管理にはより一層注意しなければならなくなりました。

今回の記事では実際にビタミンの種類ごとの解説を行います。

そして皆さんの体調、健康管理に役立ててもらえればと思います。


まずは前回のおさらいですがビタミンには『水溶性』と『脂溶性』があると書きました。

今回はまず『水溶性』ビタミンであるビタミンCとビタミンB群(パントテン酸、ナイアシン、葉酸、ビオチンを含む)を詳しく解説していきます。


○ビタミンC


ビタミンCは主にピーマンやブロッコリーなどの野菜や、キウイ、レモンなどの果物、そしてジャガイモやサツマイモなどに多く含まれています。

ビタミンCといえば酸っぱい果物系を思い浮かべる方が多いと思いますが、その通りです。


ビタミンCの働きとしてはコラーゲンの合成や鉄分の吸収を助ける役割があります。


また、抗酸化作用やシミの予防にも効果的と言われています。

ビタミンCは人間の体内では生成出来ない栄養素ですし、摂取しても多くが尿として排出されるので積極的に摂りたいビタミンの1つですね。


○ビタミンB群


ビタミンB群は個人的に曲者です(笑)

なぜかというとビタミンB群は単体だとその効果を発揮しにくく、お互いがお互いを必要とし合うためです。そのためなのかビタミンBだけ群で扱われやすいですが、ナイアシン、ビタミン12は葉酸に。ビタミン2はビタミン6に必要とされています。

なので単体で摂取するのではなく合わせて摂るのが好ましいですね。(足りない分はサプリもアリかなと)


ビタミンB群の働きはなんといっても体を動かすときのエネルギーを作る時に必要になります。食品を摂った時に必要な栄養素はTCA回路と呼ばれる代謝サイクルを経て体を動かすエネルギーとなるのですが、このサイクル中にビタミンB群が必要となっていきます。

なのでビタミンB群が不足するとバテたり食欲不振になったり筋肉がつき辛くなったりします。


よく「スタミナ丼」とか言われて豚肉丼があったりしますが、豚肉にはビタミンB群が豊富なので使われているのだと思います。肉のレバーやカツオやさんま等の魚介類、えだまめには葉酸が多く含まれていたりします。


疲れやすかったり、食欲がわかなかったり、集中力が途切れたり、肌トラブルが多かったりしたらビタミンB群不足かもしれません。

私もサプリメントはあまり摂らないのですが唯一ビタミンB群は不足かな?と感じた時だけ摂っています。やはり積極的に摂取したいビタミンの1つであります。


ということで今回は水に溶けやすい水溶性ビタミン2種類のことを少し詳しく解説しました。ビタミンだけ謎に長引いていますが、パート③では脂溶性ビタミンについて解説します。次回で完結できればいいな(笑)ではまた。



高梁市初のパーソナルジム

NimaGym 代表 二摩 将司





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