いよいよ8月に入り、とてつもなく暑いですね、、、
夏バテはしていないでしょうか?
今回は食品の話『マーガリン』についてのお話です。
菓子パンとかによくバターの代わりに入ってたりしますね。バターと似たような味がするもののバターより安く作れます。
実はこのマーガリン、摂り過ぎると健康に悪影響を及ぼすリスクがあるかもしれません。
何故、マーガリンが良くないのか?キーワードは『トランス脂肪酸』という脂肪酸の一種が多く含まれている場合があるためです。
トランス脂肪酸とは詳しく解説すると非常に複雑で、私も的確に説明は出来ないのですが、植物油からマーガリンやショートニングを製造する場合や植物油を高温で熱したときに発生することのある脂肪酸であり、主に人工的に発生する脂肪酸です。また乳製品や肉等にも少量ですが含まれている事があります。
このトランス脂肪酸ですが、食品から摂取する必要はないとされていて、摂り過ぎると悪玉コレステロールを増やし、心臓疾患などのリスクが向上すると研究で言われています。
デンマークやアメリカのニューヨーク等では、マーガリンを多く使わないように規制している地域もあったりします。
WHO(世界保健機関)でも健康を増進する基準としてトランス脂肪酸の摂取を総エネルギー摂取量の1%未満に設定しています。これは年齢や体格、性別によっても異なりますが、大体1日約2gくらいの量です。
では日本人の平均摂取量はどうなのか?といいますと日本人の平均値は総エネルギー摂取量の0.3%位の摂取で収まっているようです。
なので、よほど過剰に菓子パンやお菓子などを摂取しない限りは健康への影響は少ないと言っても大丈夫でしょう。
また、最近では食品加工技術の発達により、トランス脂肪酸を抑えたマーガリンも多くなっているようです。
ですが、そうは言っても少し意識して気を付けていれば自ずと脂質の摂取量も抑えられるかもしれません。マーガリンは甘くて美味しい食べ物ですが、是非少しだけトランス脂肪酸の事も覚えてみてくださいね。
高梁市初のパーソナルジム
NimaGym 代表 二摩 将司
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